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評価実験

評価実験として、幾つかの幾何学的図形を3種類の描画エディタを使用して 描かせる描画実験を行なった。 被験者には指定された幾何学的関係をなるべく満たすようにとの 指示が与えられる。 図 5 に18名の被験者について実験を行なった結果を示す。 ここで、CAD は Autosketch の AutoSketch を, Draw は Future Wave の SmartSketch を, そして Pegasus は我々のプロトタイプシステム を表す。 この結果から、本システムを利用することにより、 描画時間が平均で半減されたほか、幾何学的制約の充足率も向上している ことがわかる。

 
図 5 : 実験結果: 各エディタによる描画の所要時間の平均(左)と 各エディタによる描画のうち幾何学的制約が完全に満たされたものの割合(右)



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