本手法は基本的には フリーストロークの 自動整形であり、以下のようにして描画が行なわれる。
まず、ユーザは意図する線分をフリーストロークで描く(図 2 a )。 次にシステムが、入力されたフリーストロークと すでに描かれている図形との位置関係から 満たされるべき幾何制約を自動抽出する( 図 2 b )。 その後、抽出された制約を連立方程式として解くことにより 線分の位置を計算し、整形図形として表示する( 図 2 c )。
入力図形と整形結果の例を 図3 に示す。 実際にはこれらの制約を複数同時に抽出して解くことにより 描画が行なわれる。