平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要

(6)高度問題解決のための推論プログラムの開発

研究代表者: 井上 克已 助教授
       豊橋技術科学大学工学部情報工学系
       (現・神戸大学 工学部電気電子工学科 助教授)


    本調査研究は、 高度問題解決で重要となる非単調推論とアブダクショ ンの実現を容易にするために、アブダクティブ論理プログラミング (ALP) と して、ユーザに身近なプログラミング方式を整備し、その上のアクション言語 の処理系も提供することを目的とする。そのため、提案者の研究成果であるプ ログラム変換理論に基づき、アブダクションを一階述語論理の枠組にコンパイ ルし、定理証明器 MGTPを用いて計算を行う、高速な ALP 処理系を実現し、そ れを応用したアクション言語の処理系を開発する。

研究の期間  平成8年6月1日より平成9年3月末日(昨年度から継続 2年目)
研究従事者
井上 克已  豊橋技術科学大学工学部情報工学系 助教授
       (現・神戸大学 工学部電気電子工学科 助教授)
山本 友和  豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報工学専攻 M2
鍋島 英知  豊橋技術科学大学大学院工学研究科情報工学専攻 M1
佐藤 貴之  豊橋技術科学大学工学部情報工学課程 B4
長谷川 隆三 九州大学大学院システム情報科学研究科 教授

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