平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要 |
ビジュアルプログラミングとは、複雑な事象を単純化・抽象化したシンボルで表わすなどして視覚化し、これらを直接操作することによってプログラミングを行なう技術である。
本調査研究は、klicおよび、klicのTcl/Tkインターフェースklitcl を用いて、kilicプログラミングやデバッグをビジュアルかつインタラクティブに行えるようなシステムを完成させることを目的とする。そのため、従来のビジュアルプログラミング研究においては、図形言語をテキストベースのプログラミング言語から完全に切り離した形式で提案することが多かったが、本システムでは、 システムを既存のテキストベースのklic処理系に寄生させて実現し、図形言語と既存言語との共存を計る。また、ビジュアルかつインタラクティブなインターフェースを目指し、特にアニメーション技法をプログラム実行の視覚化に使用する。
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