(8) 演繹オブジェクト指向データベース言語 Quixote の
実用化のための拡張機能の研究
研究代表者:横田 一正 助教授
京都大学大学院 工学研究科情報工学専攻
(現・岡山県立大学 情報工学部情報通信工学科 教授)
研究テーマ:
演繹オブジェクト指向データベース言語 Quixote の |
実用化のための拡張機能の研究 |
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研究代表者: | 横田一正 |
(岡山県立大学情報工学部) |
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旧所属は京都大学大学院工学研究科情報工学専攻 |
Quixote
は演繹オブジェクト指向データベース言語であるとともに、法的推論
や自然言語処理のような高度応用のための知識表現言語でもある。この研究プ
ロジェクトでは、この言語を、広域ネットワーク環境でも演繹オブジェクト指
向マルチデータベースシステムおよび拡張メディエータシステムの機能を持つ
ように拡張する。そのような拡張の中でとくに、
- 複数の情報源の包摂関係の一貫性を維持し、
- より適切な解を探索するために仮説生成機能とデータ辞書機能を使い情報
源の自動探索する機能を持たせていること
が特徴的である。この拡張された新しい言語は QUIK (Quixote in
Kyoto) と呼ばれ、Java で実装中である。このソフトウエアは
- 分散 Quixote システム
- メディエータシステム
の2つの機能をもってえいる。一部に C のネイティブコードがあるので、
Java および C の動く環境で使用することができる。
今回、開発が一段落となったので、一部の機能を実現した版を公開すること
とした。内容については、公開ソフトウェア中のReadmeを参照されたい。
問合せ先:
横田一正、
yokota@c.oka-pu.ac.jp
[FTP]
www-admin@icot.or.jp