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ソフトウェア構成の概要

開発したソフトウェアの名称は MGTP-BF (MGTP with best-first search; 最良優先探索機能付MGTP)であり,以下のモジュールから構成される:

  1. 入力インタフェース: コスト付一階述語論理ノンホーン節集合で表現された知識ベースを, MGTPで扱われるPrologプログラムとデータ構造に変換するコンパイラ.
  2. 推論実行部: 深さ優先探索,DFID探索,BFID探索,NHM法などの 探索方式を持ち,MGTPの前向き推論とケース分割を繰り返し行う.
  3. 出力インタフェース: 得られたモデル集合から, 最適な解(最小コストを持つモデル)を取り出し表示する.
なお,本システムは,MGTP(Prolog版) [1]を拡張したソフトウェアである.

従来のMGTPからの改良点は,研究上の成果に挙げた3点の 推論制御・探索方式の付加, およびそれに関する入出力インタフェースであり, MGTP自体にも変更が加えられている.

ソフトウェアおよびサイズ:

MGTP-BF (約290KB, 例題を含む)

ドキュメントの種類:
「MGTPにおける推論制御と探索問題への適用」 (約360KB):
MGTP-BFの探索方式の説明・処理系の機能・実験結果を含む解説書に, 付録としてユーザーズマニュアルを添付したもの.



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