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「帰納論理プログラミングによるデータマイニングエンジンDatagolの研究開
発」に関する成果概要
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- 探索における冗長性の除去:
-
仮説空間の探索(候補仮説の生成)に関しては、現在までに開発した改良アルゴ
リズムだけではカバーし切れていない冗長性が認められている。今後はこれら
の問題に対する改良アルゴリズムの開発を行なう。
- データベースとの結合:
-
今後、推論エンジンとデータベースとの結合を行なう。この際、通信のオー
バーヘッドをどのようにして低減するか、またメモリの消費をどのようにして
押えるかなどについて検討を行なう。
- ノイズ、連続値の扱い:
-
通常データマイニングが対象とするデータには、ノイズや連続値など、一階述
語論理の枠組では扱いにくいデータが含まれる。今後、これらの扱いに関
して様々な分野で開発された手法を調査検討し、より帰納論理プログラミング、
データマイニングに適した手法の開発を行なう。
- ユーザインターフェース:
-
今後、デバッグツールとして、負事例の生成、2つ以上の背景知識の補完問題、
述語発見などの問題を取り上げる。またそれと同時に、推論エンジン、データ
ベースとの統合を行ない、GUIとしての機能を高める。
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