平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要

(23) KL/1による宣言型三次元アルゴリズム アニメーション システム

研究代表者:松岡 聡 講師
      東京大学大学院 工学系研究科
     (現・東京工業大学 情報理工学研究科助教授)


    本調査研究は、我々の「絵・抽象的データ間の宣言的双方向変換の枠組」というGUIの構築パラダイムに基づき、KL/1を含む並列言語で書かれたアルゴリズムやプログラムを、宣言的な視覚化規則により三次元のアルゴリズムアニメーションとしてユーザに提示するシステムTRIP-3DAを、KL/1を宣言規則の変換エンジンとして用いて開発することを目的とする。「絵・抽象的データ間の宣言的双方向変換の枠組」の時系列方向の拡張により、簡単な宣言的記述のみでアニメーションの生成を行う部分をKLICに移植することにより、並列アルリズムの視覚化を行えるようにする。また、三次元の視覚化用のVSRプリミティブを用意し、高速な三次元表示に対応する。

研究の期間  平成8年6月1日より平成9年3月末日(1年計画)
研究従事者
松岡 聡  東京大学工学系研究科情報工学専攻 講師
     (現・東京工業大学 情報理工学研究科助教授)
高橋 伸  東京工業大学情報理工学研究科数理計算科学専攻 助手

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