平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要

(21) CMGTP による並列チャネルルータの開発

研究代表者:周 能法 助教授
 九州工業大学情報工学部知能情報工学科


   本調査研究における目的は二つある。第一に,CMGTPを用いて高速なチャネルルータを構築する。第二に,第五世代コンピュータ研究の基盤技術の一つであるCMGTPを評価し,CMGTPの応用範囲を広げる。また,このプロジェクトから得られた経験をCMGTPの機能拡張及び利用技術向上に役立てるように整理する。これらの目的に達成するためには,次のことを行なう。(1)問題をCMGTPで記述しやすい形に定式化する、(2)プログラムの効率を改善するために,最適化及び並列化技法を採用する、(3)プログラムの性能を評価し,従来のルータと比較する。

研究の期間  平成8年6月1日より平成9年3月末日(1年計画)
研究従事者
周 能法   九州工業大学情報工学部 助教授
長谷川 隆三 九州大学システム情報科学研究科 教授
越村 三幸  九州大学システム情報科学研究科 助手

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