平成8年度 委託研究ソフトウェアの 成果ソフトウェア |
このパッケージは、三つの多層チャンネルルータからなり、それぞれはCLP(FD), KLIC,及びCMGTPで書かれている。このパッケージは、以下の二つの目的に 使える。第一に、これらのプログラムは制約と並列論理プログラミングシステム の評価に使える。チャンネルルーティング問題は、VLSI設計においてよく研究 されている問題で、多くの方法が提案されている。CLP(FD)プログラムは、 従来の特殊な方法なみの性能で代表的な問題であるDeutsch問題を解くこと ができただけではなく、今まで見つからなかった解を求めるのに成功した。一方、 KLICプログラムは、逐次実行で多くの問題例を解くことができた。KLICの 並列処理能力を活用すれば、より多くの問題を解けることが期待される。第二に、 これらのプログラムを改良して、ほかのルーティング問題に適用できる。
CLP(FD)プログラムを実行するために、B−Prologシステムが必要 である。B−Prologは、UNIXとMS−Windows環境で稼動し、 http://www.cad.mse.kyutech.ac.jp/people/zhou/bprolog.htmlから入手 できる。KLICプログラムを動かすのに、KLIC処理系(http://www.icot.or.jp) が必要で、また、MGTPプログラムは、CMGTP処理系(Prolog版 またはKLIC版)が必要である。
clpfd - CLP(FD)プログラム及びDeutsch問題のデータ route.pl -- プログラム deutsch72.pl -- データセット1 deutsch218.pl -- データセット2 klic -- KLICプログラム及びDeutsch問題のデータ route.kl1 -- プログラム deutsch72.kl1 -- データセット1 deutsch218.kl1 -- データセット2 cmgtp -- MGTPプログラム route.mg -- 小さな例題を解くプログラム
ここには、Deutsch問題のデータしかない。チャンネルルータを用いて、 ほかの問題を解きたい場合に、その問題のデータ、つまり接続要求及びチャン ネルに関する情報を格納するファイル、を作成しなければならない。データ ファイルの作成については、deutsch72.plまたはdeutsch72.kl1を参照いただき たい。
www-admin@icot.or.jp