平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要

(20) パターンに基づくビジュアル並列プログラミング環境

研究代表者:柴山 悦哉 助教授
      東京工業大学大学院情報理工学研究科


   本調査研究は、初心者にとって修得が容易で、熟練者にとっても有益なビジュアル並列プログラミング環境を、ビジュアルなパターンという考え方に基づき設計・実現することを目的とする。実行系としては KLIC をそのまま用い、使いやすい環境の構築に専念する。並列プログラムのデザインのパターン、実行を可視化するための表示のパターン、実または仮想プロセッサへのプロセス割当のパターンなど、さまざま種類のビジュアルなパターンの設計と実現を行い、これらを統合化したビジュアル並列プログラミング環境を構築する。

研究の期間  平成8年6月1日より平成9年3月末日(2年計画の初年度)
研究従事者
柴山 悦哉  東京工業大学大学院情報理工学研究科 助教授
高橋 伸   東京工業大学大学院情報理工学研究科 助手
豊田 正史  東京工業大学大学院情報理工学研究科 博士課程1年
志築 文太郎 東京工業大学大学院情報理工学研究科 博士課程1年

www-admin@icot.or.jp