平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要

(18) 詰将棋における戦略の獲得方法に関する研究

研究代表者:伊藤 英則 教授
      名古屋工業大学知能情報システム学科


     本調査研究は、大量にある詰将棋問題から専門家の戦略を獲得する方法を確立し、得られた戦略に基づき、ゲーム木を並列探索することにより、長詰め手数の詰将棋問題を高速に解くプログラムを作成することを目的とする。具体的には次の研究を行う。1)詰将棋問題集からの戦略の獲得方法の確立、2)戦略獲得処理の並列化による高速化、3)獲得した戦略に基づいた並列探索方法の確立、4)長詰め手数問題を高速に解くプログラムの試作、5)詰め将棋システムの作成。

研究の期間  平成8年6月1日より平成9年3月末日(2年計画の初年度)
研究従事者
伊藤 英則  名古屋工業大学知能情報システム学科 教授
山田 雅之  名古屋工業大学知能情報システム学科 助手
北村 太路  名古屋工業大学知能情報システム学科 学部4年



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