平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要 |
本調査研究で研究開発する一般化 LR 法を用いた頑健な並列構文解析
ソフトウェアは、予め与えられた文脈自由文法のもとで、入力文(自然言語)
に対する構文解析結果を出力する。従来のソフトウェアと異なり、システムの
文法に適合する文だけでなく、不適格文をも受理できる頑健な構文解析ツール
である。本ソフトウェアは、初年度に UNIX 上で動作する prolog 版の 頑健
な一般化LR 構文解析システムを実現した。今年度は、UNIX 上で開発したシス
テムの知見を生かして、不適格文解析の並列アルゴリズムを考案する。また
KL1 言語を用いた並列一般化 LR 構文解析システムをPIM上に実装する。
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