next up previous
Next: 研究の成果 Up: 「KLICの実行時システ ムの改良・拡張」に関する成果概要 Previous: 研究の背景と目的

研究の内容

本研究では実行時システムの改良・拡張に主眼を置いて研究を開始した。すな わちKLIC のコンパイラによる KL1 から C への変換には原則として手をつけ ず、実行方式の基本は変えずに、実行時にリンクされるライブラリの改良のみ を行なう。この方式をとることにより、既存の KL1 プログラムとの整合を保っ たまま改良・拡張を行なうことができる。

こうした研究を進めていく中で、実行時システムの改良・拡張だけでは大幅な 性能向上・機能拡張が困難な諸点も明らかになってきた。こうした点の改良に 向けて、より基本的な部分から全体を見直す立場に立っての研究も必要である と考え、並行して行なった。

より具体的には、以下の各側面での研究を並行して行なった。



next up previous
Next: 研究の成果 Up: 「KLICの実行時システ ムの改良・拡張」に関する成果概要 Previous: 研究の背景と目的



www-admin@icot.or.jp