本研究では主として並列プログラミング環境の開発を行なったがこれに関し ては次のような課題が残されている。
一方バックグラウンドとして行なった並列処理に適合する帰納的記号処理の 意味論の開発においては、分布意味論に基づいた「訓練可能なプログラム」 の概念をより実態化し、新しい帰納的記号処理パラダイムの発展に繋げる為 のプログラミングシステムの構築が大きな将来課題として残されている。