Next: 上記二つの成果について
の自己評価 Up: 研究の
成果 Previous: ソフ
トウェアとしての成果
本研究では、膜タンパク質の立体構造予測の前半部分である二次構造(膜貫通
ヘリックス)予測の高精度化およびシステム化を進めてきた。今後さらに立体
構造予測につげるためには以下の課題が挙げられる。
- 二次構造領域予測精度の向上(85%以上)
- 膜貫通領域以外の特徴的なセグメントの特徴抽出(膜に横たわっているヘ
リックス等)
- 膜外領域(ループ)の構造予測
- βシート型膜貫通領域の予測法の開発
- 構造情報の未知な全てのアミノ酸配列を対象とした膜との相互作用(膜タ
ンパク質判別、二次構造予測)についての解析→ヒトゲノム計画
- 物理化学的相互作用情報を加味した膜タンパク質データベースの開発
- 二次構造情報からの立体構造予測
- 膜タンパク質機能予測
www-admin@icot.or.jp