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最弱仮説の生成は、拡張逆伴意法に基づいて行われる。その具体的な手続きは以下
の通りである。
- 正例を部分演繹により展開する。
- 得られた残渣のうち、一つを取り出し、残りを一時的に背景知識に加える。
- 取り出した残渣を事例とみなし、Progolの最弱仮説生成アルゴリズムに基づ
き最弱仮説を得る。
- 一時的に加えられた残渣を背景知識から取り除く。
ところで、この最弱仮説生成アルゴリズムは、複数箇所の欠損が存在する場合の発
想的帰納推論のためのものであるが、通常の帰納推論や、欠落箇所が一つの場合の
発想的帰納推論にも、そのまま適用することが可能である。
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