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単純な要求駆動型実行

ある変数の値が必要になったときに, その値を具体化するゴールを実行するの が要求駆動型のスケジューリングである. 例えば,

  1: p(X,Y) :- a(X,A), q(A,Y).
  2: a(X,A) :- b(X,B), c(B,C), d(C,A).
という節が定義されており, それぞれのゴールの第 1 引数が入力, 第 2 引数 が出力であるとき, あるゴール g(Y,Z) を実行するときに Y の値が必要 であった場合は Y を具体化するために1 のように実 行される.


図1 : 要求駆動とプロセス指向実行の比較



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