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評価

本研究は、今年度と来年度の2年計画である。研究の柱は、(1)汎用並列マシ ン上のMGTP、(2)MGTPの高度推論機構、(3)MGTPのGUIシステム、の構築であっ た。(1)については、N-逐次方式を考案し、PIMおよび汎用並列マシン上の試作 版での評価により、汎用並列マシン上での実装に目処がついた。(2)について は、本年度は、基本的な探索制御について、Rubik's cubeを用いて各種実験を 行った。以上の項目については、ほぼ予定通りの仕上り状況であると考える。

(3)については、当初の計画は、MGTPのGUIシステムをWWWブラウザを利用して 構築しようとするものであり、GUI部分のみをJavaを用いて実装する計画であっ た。しかし、実際には、GUIシステムのみならず、MGTP本体をもJavaで実装し、 優れた証明性能を得ることに成功した。この点は、大きな前進であった。



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