PRISMは計算と学習を融合した新しいタイプの計算機言語/知 識表現言語である。その扱える範囲は広く、規則と確率により生み出 される現象の記号的記述言語として、従来知られた隠れマルコフ、ベ イジアンネットワーク、確率文法などを越えて、社会数理、集団遺伝 学など従来計算機言語の対象とされなかった複雑事象の記述に力を発 揮する事が期待される。 我々は本プロジェクト終了後も、 PRISMの改良・発展のため努力を続ける予定である。