平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要 |
本調査研究は、帰納論理プログラミングシステムPROGOLの高速化を目
指し、PROGOLをKL1によって記述して、その並列化を図ることを目的とする。
PROGOLシステムの第一フェーズは、正事例の一つからその最弱仮説を生成する
部分であるが、この計算はマジック変換を伴う並列定理証明器MGTPにより行な
うことが出来る。そのための入力データの変換プログラムを開発する。第二フェー
ズは、第一フェーズで得られた最弱仮説をボトムとした概念ラティス上での、
Kolmogorov Complexityをコスト関数とした$A^*$アルゴリズムによる探索を行
なう。これらの処理を行なうプログラムをKL1によって開発し、SP2上で、並
列実行を実現する。
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