平成7年度 委託研究ソフトウェアの中間報告

(13) 集合制約ソルバー

研究代表者:佐藤 洋祐 助教授
      立命館大学 理工学部 情報学科


[中間報告]

(1) 研究進捗状況
集合制約ソルバーの機能の内、最もプリミティブなもの、すなわち 論理機能を含まない制約に対するソルバーは、要素変数ソルバー の部分を除いて確定したが、要素変数ソルバーについては引続き 検討中。グレブナ基底に関するプログラムの改良については、アル ゴリズムが改良(高速化)できることが判明したので、現在そのイン プリメントをおこなっている。

(2) 現在までの主な成果

(3) 今後の研究概要
要素変数ソルバーは、グレブナ基底と並んで集合制約ソルバーの 主要エンジンとなるものであるが、アルゴリズムの理論的検討は完成 しておらず、引続きいろいろな方針の検討(場合によってはインプリ メントを行って比較しなければならない)が必要である。 どういったソルバーをどのような形態でパッケージとして用意するか も重要な検討課題である。

(4) 今年度目標成果



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