ICOTでは通産省(当時)の委託を受け、1982年に第五世代コンピュータの研究開発をスタートしました。 研究開発の一つの大きな成果として、世界初のPROLOG AIワークステーションPSIと周辺ソフトウェアが産まれました。 PSIが産まれた社会的背景として、高度情報化社会があります。高度情報化社会の大きな担い手となるのが、新しいコンピュータ技術です。現在のコンピュータが持つ大きな問題点、使いにくく複雑すぎるシステムを克服することが第五世代コンピュータの動機付けです。 第五世代コンピュータと今までのコンピュータの違いは、知識情報処理機能をロジックプログラミングの仕組みの上に実現することです。 PSIは、第五世代コンピュータの土台となるものです。 |