これが、今説明した例題を Quixote で記述した プログラムです。 最初の1行は
「平行四辺形は四角形である。」 を示し、次の行が、
「長方形と菱形は、平行四辺形であり、 正方形は、長方形と菱形である。」
ことを示しています。

次に、(1) のルールが、 「向かい合う角の大きさが等しいものが平行四辺形」
表しています。 皆さんは、「向かい合う辺が平行なもの」の方が平行四辺形の定義としては 馴染みがあると思いますが、ここではそれと同じ意味で、計量的な 「向かい合う角の大きさが等しいもの」を記述しました。
更に、(2) のルールが 「平行四辺形のうち、隣合う辺が等しいと菱形」
表し、(3) のルールが 「平行四辺形のうち、90度の角を持つと長方形」
表します。

この記述が詳しく分かるように、先ほど挙げた Quixote の具体的特徴をこれから一つずつ見ていきましょう。