さて、次に Quixote の5番目の特徴である、 仮説付き問合せと仮定付き答え について説明 します。

例えば、
「四角形aの角1と角2は60度で、辺1の長さは5、 辺2の長さは7」
とします。すると、この事実は、 Quixote では OHP の最初の四角の中のように表されます。

これに対して、 「四角形aの形は?」 と 問いたくなったとすると、 Quixote では、2番目の四角の中のように 表されます。

そして、これらに対する答えは、最後の四角の中のものが返されます。 これは、 「角2と角4の大きさが同じなら、平行四辺形で ある」 を意味します。

気づかれた方もいらっしゃると思いますが、答の IF の部分は仮定です。 Quixote では、データベースにない知識を仮定として返します。 つまり、答から、データベースは「角2と角4の大きさが同じかどうか 知らない」ことが分かります。