先ほど説明した例題では、日本に関する知識(ルール)は、 の2つでした。 それらは Quixote では2番目の四角の中のように表されます。
これらに対する、問合せの Quixote の答えは、 最後の四角で囲まれたものです。 これは を表しています。 IF の部分が仮定で、データベースにはない知識を示しています。 Quixote では、知識の「部分性」という特徴に対応していて、 データベースは完全ではないという立場に立っているので、問い合わせでも このように仮定(データベースに欠けている情報)を返します。
これに対して、知識処理のきっかけとなった prolog という言語は 仮定を返さず、 Quixote の方が拡張されています。