平成10年度 委託研究ソフトウェアの提案

18.DeepForest

研究代表者: 斎藤 成也 助教授
国立遺伝学研究所



[目次]

  1. ブラッシュアップ対象ソフトウェア名称
  2. 体制/方法
  3. 想定されるブラッシュアップ成果

[ブラッシュアップ対象ソフトウェア名称]

[体制/方法]

(1) 体制

 氏名 所属
研究代表者斎藤成也遺伝研
研究協力者太田聡史遺伝研

(2) ブラッシュアップの方法

DeepForestの実質的な開発者である研究協力者の太田聡史が,ワークステーションを用いてDeepForestの操作説明書や例題集を拡充する。


[想定されるブラッシュアップ成果]

  1. ブラッシュアップ項目

  2. 上記のブラッシュアップによるユーザの立場からみた改善点

    分子進化的解析システムDeepForestで提供されたモジュールを使ってプログラミングをする場合、利用者はあらかじめ定義された述語の内容を知る必要がなくなる。つまり、完全なライブラリ集としてDeepForestを使えるようになる。また例題集には簡単なKL1のプログラムを含めるようにするため、利用者がKL1の知識を持っていなくても、簡単なアプリケーションプログラムを自力で作れるようになる。

  3. 上記のブラッシュアップ以外のソフトウェア機能の改良

    分子進化的解析システムDeepForestはAITECへの納品後もその機能を拡張しつつある。拡張された機能の代表的なものは、系統樹の重層(superimposition)、進化のシミュレーション、新規に開発された系統樹推定法などである。これらを一般の利用者が使えるよう整備して、DeepForestに盛り込む。また、新たに開発されたモジュールを使ったアプリケーションプログラムも提供する。


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