平成9年度 委託研究ソフトウェアの概要 |
研究代表者: | 溝口 文雄 教授 |
東京理科大学理工学部経営工学科 東京理科大学情報メディアセンター |
本研究は,KL1をベースにした移動ロボットの並列協調プログラミング方式を提案し, KL1ないしはKL1を利用したロボット言語の有効性を明らかにする. 具体的には,(1) 複数台のロボットの動作制御を統一的な形式で表現するために, 個々のロボットやセンサー系をロボティックエージェントとみなして, エージェントの階層モデルを提案し, (2)階層モデルを記述するために,KLICを親言語としたエージェント言語R2と エージェント記述形式D2,及びR2で記述されたプログラムを KLICに変換するためのコンパイラを開発する. このようなKL1をベースにしたロボット言語/システムの開発を通じて, KL1が知識処理だけでなく,ロボット制御言語やマルチエージェント言語にも 展開できることを示す.
1997年6月1日 より 1998年2月末日 |
大和田 勇人 | 東京理科大学 理工学部 講師 |
西山 裕之 | 東京理科大学 理工学部大学院 博士1年 |
平石 広典 | 東京理科大学 理工学部大学院 博士1年 |
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