平成9年度 委託研究ソフトウェアの中間報告

(8) IFS日本語(形態素)解析パッケージ・配布プロジェクト

研究代表者: 佐野 洋 講師
東京外国語大学 外国語学部


研究テーマ、研究代表者:
(1)研究テーマ
IFS日本語(形態素)解析パッケージ・配布プロジェクト

(2)研究代表者(氏名、所属、役職)
佐野 洋、東京外国語大学 外国語学部 講師

記述項目:
(1)研究進捗状況

●インタフェース作成

パイロットモデル版Windows95/NT用インタフェース のコード調査を日本電子計算(株)の指導を受け実施 した。Windows HELP ファイルの作成について調査 した。多言語対応のインタフェースを作成するため, Windows ソフトウェア用メニューの変換ソフトウェ アを試用中である。この変換ソフトウェアは、簡単 な実装でメニュー項目を多言語を実現する。現在, インタフェースの改良と拡張に向けてソフトウェア コーディングを行っている。

●ドキュメント作成

ドキュメントの構造化設計方法について調査を終了

(2)現在までの主な成果

(3)今後の研究概要

システム(IFS日本語文法規則+形態素解析エンジン) のコンセプトを明確化し、プログラムタスク指向と アプリケーション指向の説明記述を,いかに明確に 区分できるかを検討する。その成果をHELP ドキュメ ントに反映し、インタフェースソフトウェアに実装 する。

(4)今年度目標成果ソフトウェアイメージ

2つの形態素解析エンジンを持つ Windows95/NT 上 の利用環境(IFS日本語文法規則+形態素解析エンジ ン)を開発する。インタフェースは,ターゲットと なる利用者を人文科学・社会科学系の研究者とし, Windows HELP を有効に利用することで,HELP ド キュメントを充実させる。
HELP ドキュメントの内容は,ソフトウェア開発工程 で利用されている構造化設計論を参考に作成し、利 用者指向のマニュアルを目指す。アプリケーション 指向の記述を優先してマニュアルに盛り込む。


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