平成9年度 委託研究ソフトウェアの成果ソフトウェア |
研究代表者: | 上田 和紀 教授 |
早稲田大学理工学部情報学科 |
1. 概要 Klint V2 は、KL1 プログラムのための制約ベースの静的解析系であり、以下 の機能をもっています。 - モード解析 - データ参照数解析 (linearity analysis) - 型解析 Klint の提供する情報は、誤りの静的検出に非常に有効です。またコンパイラ最 適化のための基礎的な情報も提供します。 Klint V2 を使うにあたって、プログラマがモードや参照数や型の宣言を与え る必要はありません。それらは klint V2 が推論してくれます。 2. 必要な環境 Klint V2 は KL1 言語だけで書かれていて、KLIC 処理系でコンパイルするこ とができます。 3. ファイル構成 Klint V2 の配布キットは、下記のファイルからなっています。 (1) Makefile -- make ファイル (2) Readme-J -- このファイル Readme-E -- このファイルの英語版 (3) klint-main.kl1, klint1-main3.kl1, klint2-mainA.kl1 read_program3.kl1, normalize5.kl1, unify.kl1 builtin_DB5.kl1, numberbuiltin3.kl1, findpath4.kl1 constraints9.kl1, type.kl1, stdinout.kl1 graphB.kl1, tgraph2.kl1, decode2.kl1, tdecode.kl1 reduce5.kl1, sort.kl1, outmessage4.kl1, klint2.kl1 -- klint V2 のソースプログラム (4) examples/merge.kl1, examples/quicksort.kl1 -- このマニュアルで用いた例題プログラム
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