スレッド化KL1へのスタック変数の導入を提案し、試験的な実装と評価を行なった。 その結果、GS/ES共に標準KLICや従来のスレッド化実装に比べて、最大で約2倍の性能 向上が得られることが明らかになった。 この理由は、ヒープ消費量の削減とそれに伴うGC回数減少のためである。 また、変数の参照回数や構造体の参照局所性により、ESがGSよりも優れていることが 明らかになった。