next up previous
Next: 参考文献 Up: KL1のスレッド実行の高速化 ---スタック変数の利用による実行速度向上--- Previous: 性能評価

まとめ

スレッド化KL1へのスタック変数の導入を提案し、試験的な実装と評価を行なった。 その結果、GS/ES共に標準KLICや従来のスレッド化実装に比べて、最大で約2倍の性能 向上が得られることが明らかになった。 この理由は、ヒープ消費量の削減とそれに伴うGC回数減少のためである。 また、変数の参照回数や構造体の参照局所性により、ESがGSよりも優れていることが 明らかになった。



next up previous
Next: 参考文献 Up: KL1のスレッド実行の高速化 ---スタック変数の利用による実行速度向上--- Previous: 性能評価



www-admin@icot.or.jp