平成8年度 委託研究ソフトウェアの概要 |
本調査研究では、KL1 のゴール・スケジューリング方式をプログラムの性質に適合させることにより最適化し、KL1 実行系における性能上の問題点として最大のものである並行性制御に伴うオーバヘッドを大きく軽減することにある。そのため、ゴール間のデータ依存関係の解析により最適な逐次実行シーケンスを求める最適化コンパイラと、その結果に基づいて逐次化されたプログラム断片を逐次化の効果を最大限に生かして効率的に実行する実行系を新たに開発する。
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