本研究では、当時提案したプロポーザル通りに UNIX 環境上および PIMOS 環境 上での一般化 LR 法に基づく頑健な構文解析システムを実現したが、今後として、 並列環境上でのシステムの有用性の確認、解析結果の視覚的な表示器の実現、ド キュメントの整備などが取り上げられる。また、大きい文法の時に生じた長いコ ンパイル時間の問題に対して、プログラムのモジュール化による改良を行ない、 本研究の並列版システムの有用性を確認する。