平成7年度 委託研究ソフトウェアの中間報告 |
PROGOLにおける最特殊仮説の生成を、MGTPによる帰結発見問題と定義して、ボ トムアップ計算による解法を得た。とくに、PROGOLのモード宣言自身をMGTPの 入力節として定義し、モードによってガイドされた帰結発見アルゴリズムを考 案した。また、計算の制限については、従来のresolution stepに基づく容易 性に対して、それを並列計算に拡張する概念を導入した。
最適な仮説を求めるための探索アルゴリズムについては、A*アルゴリズムで用 いられるコストの推定を行なう新たな、より精度の良い関数を導入した。その ためのMGTPを利用した計算アルゴリズムも、同時に開発した。