デモ概要
Mu1ti-PSI(64PE)を使用して、以下のデモを行う。
並列SAの実行は、63の異なる温度パラメタで並列に配置改善を行い、残りの
1PEで改善経過を監視する。
(1)最適解が分かっている人工的な小規模データを用い、並列SAで最適解へ到
達する様子を示す。
- データは、25セル、40ネット規模であり、5x5の方形にセルが正しく
並ぶと、評価値が最良になる。
(2)実データを用いて、配置改善を行う。
- データ規模は、125セル、147ネット、24入出力
- まずランダムに初期配置を行い、その評価値及び評価の目安となる配線密
度を表示する。初期配置図におけるX軸、Y軸上の棒グラフが配線密度
を表している。このグラフが、全体的に低く均一に分散していれば、良い
評価値が得られる。
- 改善状況は、評価値の実行時表示で監視する。
- 一定時間配置改善を行ない、結果を表示する。評価値が良くなっているこ
と、配線密度表示の山が全体的に低くなっていることを確認する。

初期配置図 |
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