エントリコース 経過報告

[抽選模様]



エントリ・コース ー講評に代えてー

エントリ・コースへの応募数は最終的に75作品でした。

このコースは、出来るだけ多くの方々にKLICに親しんで頂きコンテストに参加してもらうことを目的として、今回新たに設けたものです。過去2回のコンテストでは、「初めてKLICに接した人には敷居が高い」「ややもすれば取っ付きにくい」との声を聞き、初心者にも参加しやすいように課題や応募方法を工夫しました。

入賞者の選定も「プログラムが動けば入賞」とし、順位は付けないことにしました。ただし入賞者を無数に出すことはできないので、過去の応募状況などを勘案して、「50作品まで入賞。これを超えた場合は抽選を行ない、選にもれた応募者には参加賞を出す」ことにしました。

過去の経験から「応募締切間近にならないと応募が来ない」と思っていたところ、応募方法を公開した翌日に、もう最初の応募がありました。「この調子だとかなりの応募数があるのでは」と期待しましたが、その後の応募は期待したほどではありませんでした。そして締切近くに応募が集中して、結局はこれまでと同じような応募状況となりました。それでも最終的な応募数は50を遥かに超え、「出来るだけ多くの方々にコンテストに参加してもらう」という目的は余裕を持ってクリアすることができました。

送られてきた作品は直ちに動作確認を行ないました。多くは正常に動作しましたが、中には正しく動かないものもありました。このコースの趣旨は、出来るだけ多くの皆様にKLICに親しんでもらう事なので、締切までにまだ日数の余裕がある場合、動作しない作品についてはその旨を作者に通知して再度の提出をお願いしました。

75の応募作品の中には正しく動作しないものがひとつありました。また、正しく動作した74は以下を含んでいました。

このため、抽選によって50の入賞作品を決めることになり、その抽選は、他のふたつのコースの審査後となりました。

12月2日(水)に審査委員会が行なわれ、「スピード・コース」および「アイデア・コース」にも応募していた2名の方は、それらのコースでめでたく入賞しました。この結果を受け、エントリー・コースの抽選は、正常動作した74作品から、「今回の他コース受賞者2名」と「過去の受賞者6名」による作品を除いた66を対象に行ないました。

抽選は、「スピード・コース」「アイデア・コース」の審査に続いて審査委員が行ない、50名の入賞者が決まりました。選にもれた方はプログラミング技術で劣っていたのではありません。不本意だとは思いますが、くじ運が悪かったと諦めて下さい。

最後に、「ライツアウトゲーム」で楽しんで貰えたでしょうか!