(財)日本情報処理開発協会 先端情報技術研究所 金田 喜代史
昨年度に引続き2度目の当コンテストですが、結果的に昨年の応募数をかなり下回 る結果となりました。期間中の当コンテストホームページへのアクセス件数は日本 語版で約1800、英語版では約800とかなり関心をお持ちいただいた事は確かですが、 実際の応募数には結び付きませんでした。
11月17日(月)午前9時に、当コンテストの応募は締め切られましたが、その 直後に「ぎりぎりまで頑張りましたが間に合いませんでした」と言うようなメール が2通、事務局に届きました。このようなメールをいただかないまでも、締め切り まぎわまで頑張った方も多かっただろうと想像しております。
課題を公開して以来「今年の課題は難しい」と言う声が各方面から聴こえておりま したが、応募数の減少はその事を証明した結果となりました。特に KLIC の入門編 としての「逐次環境部門」への応募者が昨年をかなり下回りました。問題をやさし くすると応募数は増えるものの優劣がつけがたくなり、そこで問題を少し難しくし たわけですが、その結果応募者数が減り、事務局としてはジレンマを抱えてしまい ました。
これらの経験を踏まえて、来年度はKLICについての初心者の方も気軽に応募でき、 かつ、うまく優劣も判定出来るような、課題、授賞作の決め方等、再度検討して次 年度も実施する予定です。是非ご参加いただけますようお願い致します。