こ並列部門でも賞をいただくことができ、喜びもひとしおです。 KLICでプログラミングをする際、やはり何といっても楽しいのは 「並列プログラムを書いたらちゃんと速く動作した」時でしょう。 この課題では、1世代が進行する毎に並列処理を同期させる必要があって、 負荷がアンバランスだと並列効果は望めないのですが、 それに気付いてチョコチョコッとプログラムを手直しして急に並列効果が 現れた時は、非常にうれしかったことを覚えています。
プログラムでは、高速化を第一に考えたため、 ビット演算を多用したり、部分リストを複雑に持ち回ったりしており、 いささかわかりにくいプログラムになってしまったのは残念でした。 ですが、「この部分がわかりにくくなった理由」を考えながらプログラムを 読んでいただくと面白いかと思います。
最後になりますが、常に励まし、応援をいただいた研究室の皆様に 心から感謝申し上げます。ありがとうございました。